高校1年生、2年生の大学受験勉強

2018-08-12

高校1年生、2年生の大学受験勉強

高校1年生、2年生にとって受験までは、まだまだ時間があると感じるものです。

実際、高校2年でも、春や夏の段階では、受験モードではありません。

しかし、高校2年生の秋を過ぎ冬になり、3年生になる頃には思うのです。

あの時、もう少し勉強していればと。

ここで疑問に思うことは、高1、2の段階で何を、どのように勉強していれば良いんだろうか、ということです。

最高の方法は、受験生と同じ勉強をすることです。

受験する科目を、基礎から順番に参考書、問題集をガツガツといていく。

が、しかし高1、2の夏くらいまでの段階では、モチベーションも上がりません。希望大学も決まっていないので、過去問も無く、いきなり、そんなには勉強できないでしょう。

また入りたい大学も決まっていないわけですから、受験する科目も分かりません、

一般的なパターンでは学校の勉強を普段から頑張り、中間、期末の定期テストで高得点を取るパターンです。

良い勉強になりますが、大学受験の攻略となると、効率が下がります。
(勉強として決して悪くはありません。何普段勉強していない人より大学に合格する可能性は高まるでしょうし、「勉強への体力」がつきます)

受験まで時間のある学生(高1、2の夏くらいまで)におすすめなのが、

科目を絞って勉強する

です。

科目を絞って勉強する

高校1年生の間などで、期末試験、中間試験などで、そのたびにその部分だけ数日間、勉強して、それなりの成績を収めることができます。

しかし、部分的に勉強していると、全体とのつながりが分からなかったり、また数日間の勉強だと数日して、勉強した部分を忘れてしまうことがあります。

ただ、全ての科目を勉強するのは時間とモチベーションの問題で、厳しいです。

そのため勉強科目を絞り、長期的に勉強してみましょう。

高1、2の学生が科目を絞って勉強するメリットは

・科目を絞って勉強するので、その科目の点数が上がりやすい(得意な科目ができる)

・得意な科目ができると、高校3年の受験生になった時、他の科目の勉強に与える時間の余裕ができる

・普段から何を勉強するか迷わなくてすむ

などがあげられます。

また絞って勉強するので、現在ならっている範囲だけでなく、できるだけ大枠を掴みながら勉強しておきましょう。

では何の科目に絞って早めに勉強しておけば、受験に有利でしょうか?

もともと得意な科目がある人はそれで良いですが、無い人は

「英語」と「数学」がお勧めです。

何故、英語と数学かと言うと、ほぼ全ての大学で受験科目として使用できる点と、受験で点数を取れるまでに、時間のかかる科目だからです。

個人塾などで、英語や数学をメインに教えているのは、このためです。

また、私は英語や数学は社会人になってからも、非常に「使える」ものだと思っているので、今のうちにモノにしておくのが良いでしょう。

文系の大学に入る! と決めている人は、無理に数学を勉強する必要はありません。

また絞っておく科目数は2教科が目安です。しかし、国立大学に入りたいと考えている人で、科目数が多い場合は、3科目程度勉強しておきましょう。